書くか悩んで一度お蔵入りしたけどやっぱり書くことにしたホントにあった残念な話

最初に

 

この記事は1度投稿しようかと思ったけどいろいろ懸念することがあり公開前に削除したものを書き直したものです。

 

やめた理由は3つあり理由の重要度の低い順にあげると

1.まとめがうまくいかず結局何が言いたいかわからなくなったから

2.ブログを更新した際FacebookでシェアしてるのだがFacebookのアカウントを家族にフォローされてるため十中八九家族に読まれてこの記事の内容的について余計な心配をかける恐れがあったから

3.出来事自体も残念なものであるがそれについて触れて書くことによる文言や表現などが意図せず誰かにとって不快になる可能性があると思ったから

があった

 

しかし前回のブロガー辞めます宣言から改めて考えてブログをちまちま続けるにあたってなにを書くか考えた時「自分しか伝えられないこと、自分の体験、思い、考えを書くべきなのでは」た思ったので改めて書くことにした。

もしかしたら前述したように不快感を覚える可能性があるかもなのでその事を留意した上で読むなら読んで欲しい。

そしてもうひとつ誤解がないように言っておくとこれを書くことによって同情や励ましの言葉が欲しい訳では無いということ。なのであえてそういったコメントは無しでお願いします。(と言っても今までコメントもらったことないけど………)

 

 

 

 

 

出来事

 

お前の人生終わったな

自分が不安抑うつ状態になりその結果仕事を辞めたことを知ったどこの誰ともわからない人にぶつけられた言葉。

 

経緯

仕事を辞めバイト生活が始まった頃、仕事を辞めると同時に当時付き合ってた彼女と別れ一人の時間が増え退屈だった中ちょっとした話し相手が欲しくなりフリーチャットアプリを始めてみた。

イメージとしてはLINEに近いもの。もしくは「斉藤さん」というランダムで暇電ができるアプリがあるのだがそれのチャット版と考えてくれるといいかなと。LINEはIDやQR、登録してある電話番号など特定の方法で連絡先を交換しなければやり取りできないのに対しこのアプリはアプリを入れている人同士であれば条件、例えば年齢幅などの検索で相手が出てきて制限なく誰でも繋がれるような感じのもの。もちろん検索しなくても相手を見つけることはできる。

誤解を生まないように念押しすると変な出会い系とかではない。

自分は普段の生活の中でも基本LINEとかは用事があれば程度にしかせず面倒なのであまりダラダラとやりとりしないタイプなのだけどそんなことを始めるほどに退屈していたんだなと今になって思う。そしてネットでそれを済ませようとしていたことが安直且つ軽率だったかなとも。

アプリのレビューを見たところやり取りの中で実際に会ったりする人もいるらしいがそこまでは望んでいなかったのでほんとに会話するだけのつもりだった。 

 

この時の話し相手のことでわかるのは学生らしいということと北海道にいる人だということ。

最初の方の会話はありきたりな雑談ばかりだったがあるタイミングで職業の話になった(この時相手が学生であることを知った)。

 

やり取り再現

一時期スクショで画像を残していたのだけど投稿を辞めたときに消してしまったので覚えている範囲でのやり取り内容を再現してみる。

完全再現というよりは要所要所の再現になっているが概ねこんな感じのやり取りがあったよというもの。

再現していて思ったのはやはりあまり気分のいい内容ではないので読むならそのことを留意してほしいし何ならこの節は飛ばしてもいい

やり取りの相手のことを仮称として「A」と記載

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A:タナシさん(アプリ上は別名)は何の仕事をしているんですか

タ:実は鬱になりかけて会社を退職して今フリーターで飲食にいます

うつ病と不安抑うつ状態の違いの説明を省くためと変な気を使わせないためこの時なりかけと言った)

A:そうなんですか、大変だったんですね。何があったか聞いてもいいですか

タ:簡単に言うと会社の雰囲気だとかいろんな面があわなくて(ここは具体的に述べた)働き初めて半年でつぶれてしまいました。。。ただまあ今は友達とかにも話すときは笑い話みたいにしてはしてますけど笑

A:半年?そんなんで会社辞めるとかお前の人生終わったなwww

タ:ははは、笑いたきゃ笑えばいいさw

(先に笑い話としてるといった手前冗談で返してきているのかとこの時は一瞬思ったのでふざけて返したが...)

A:たった半年で会社辞めてフリーターとか甘えてんじゃねえよ根性無しが。自分ならどんな状況でも最低でも5年は働く自信あるわ

(この時にやっと本気でけなしてきているのがわかった)

タ:その現場のことも人の苦労も何もわからないくせになんでそんなこと言えるの?

A:うるせえよ、鬱になりかけとかその程度でやめて社会のレール外れた時点で終わってんだよ。

タ:さっきは変な気を遣わせたら嫌だなと思ってなりかけって言ったけどちゃんとうつ病の診断を受けてる。それでも甘え?それに会社のせいにするつもりはないけど三年以内の離職率は〇%で自分が辞めた時点で同期は〇人辞めてたような状況でも同じこと言える?

A:甘えだねwうつ病って言われても薬飲みながら働いてる人もいるし他の人が何人辞めてるとか関係ないwwどれだけ理由つけてもたった半年で会社辞めた時点で落ちこぼれてんだよw世の中の認識はそうなの。

タ:うつなりかけが甘えでうつ病だったって言っても甘えでならどこまで行けば甘えじゃないの?他の人がどれだけ辞めてるかとか関係ないのであれば薬飲んで働いている人がいるってのも関係ないのでは?そもそも社会のレールとか世の中からの認識とか言ってるけどそれは本当にそういうものなの?一度レールから外れたらもう戻れないの?そうじゃないから短期離職者に向けた転職サービスが充実してきてるんじゃないの?

A:笑い話にしてるとか言ってたくせに顔真っ赤にして反論してんじゃねーよwwそういうこと(先に説明した会社のこと)がわかってて入ったんじゃねえのかよ、それとも調査不足?どっちにしても頭弱いのは確かだねw反論するくらいならフリーターなんかさっさと辞めて転職してみろww

タ:反論ではなく質問のつもりだったんだけど。好きかっていうのも構わないけどまずこっちの質問答えてもらっていい?

A:医者なんてちょっと眠れないとかそれっぽいこと言えば簡単に診断書書くんだよ。悔しかったら転職がんばれや

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これ以上なにを言っても無駄だと思ったので返信をやめてアプリも削除した。

記憶を頼りに再現しているので細部は正確じゃないし抜けてるやり取りも一部あるけどだいたいこんな感じ。

年上の人から「最近の若い人は……」とか来るのは予想してたけどまさか同年代の人にこんなこと言われるとは思ってもいなかった。

 

うつを始めとする精神的な病気や症状、いわゆる心の傷のようなものはなかなか周りから理解されにくいのはわかるがだからといって頭ごなしに否定したり批判したりましてや貶していいものでは無い。

 

このやり取りしてた時はちょうどドラマ「3年A組〜今日からみなさんは人質です〜」の放送が終了したタイミングだったのでこの人には見て欲しかったことろですね。

 

言葉の責任

 

「自分がされて嫌なことは人にしたらダメだよ」小学生くらいにこう言われたことがある人も多いんじゃないだろうか?

個人的にこれが通じるのは子どものうちだけだと思う。

 

成長するに連れて必要なのが「自分はされても平気だけど相手はされてどうだろう」までを考える必要なあると思う。(自分がそれを出来てるかはわからないが)

 

さて今回のやり取り相手にその考えがあったかと問うと多分ないだろう。

でなければこんな傷口に塩を塗るようなことは言わないだろう。ネット上のやり取りで程度がわからないとはいえ下手すればこれらの言葉の数々に打ちのめされ症状が悪化し自ら命を絶つような行動に出てもおかしくない。そこまで考えた上での発言ならタチが悪い。

やり取りの中で「笑い話のように」と出てきていたがこれは自分なりに状況と向き合って乗り越えようとしていたゆえのこと。

そうでなくとも自虐することと貶されることを許容することは全く違う

 

仮にこのやり取りがきっかけでもしもの事があった場合この人はどうするつもりだったのだろうか。多分なにもしないだろう。そもそもその事実を知る術もないだろうし。

ネット環境の普及に伴ってTwitterFacebookInstagram、ブログ、YouTubeなどなど誰でも簡単にものを発信、発言できる環境になった裏で発言が軽くなったように感じる。一時期ニュースでも取り扱われていたが言葉だけではなく動画コンテンツにおいても自由に出来るだけにタガが外れているようにも思えるものがある。

手軽に発信できるようになったからこそその発言、行動には責任が伴うしその事を忘れてはいけない。

自らの発言行動に対しての責任を持つためには「それをしたら(言ったら)どういう結果になるのか」という想像力をはたらかせる必要がある。

もちろん普段の生活において一挙手一投足すべての発言に対して考えることなんてできないだろう。しかしだからこそ要所要所では「そう思ったから言った(やった)」という短絡的なものは控えるべきなんじゃないかなと思う。

 

 

やめた理由1であげたようにこれから先の内容がまとまらないので締りが悪い気もするがうーん、どうしたものか、、、

まあいいか、終わりでーす