正社員とフリーターと
フリーターになってから約半年が経過した。
正社員とフリーター共に同じ約半年という期間働いてみて感じたこと、フリーターになってから周りで正社員として働いてる人を見て、話を聞いて思った二つの違いとそこから考えるメリットデメリットについてを書こうかなと。
正社員とフリーターの違い
そもそも正社員とフリーターじゃ何が違うのか。
細かな違いはいくつかあると思うけど個人的に感じる大きな違いは
- 給与形態
- 雇用期間
の二つだけ。
まあこの二つならわざわざ説明する必要もなく「そのくらいわかっとるわ」という人がほとんどかなと思うけど一応確認の意味も込めて説明を。
給与形態
形態としては
正社員:固定給+ボーナス+諸手当
フリーター:時給(+交通費)
が基本かなと。
それが成績などに応じてそれぞれ増えていくような形になる。
じゃあ稼げる額にどのくらい違いがあるのかというと頑張りによってはそんなに変わらなかったりする。
例えばフリーターで週5、フルタイムで入ったりすると下手な会社の入社1~3年目くらいまでの月給と変わらない、時給がいいところであればそれ以上稼ぐことができる。
実際タナシも月給の総支給額ベースでみると前職より多くもらってるし、友人、後輩なんかに話をすると「え、俺より稼いでる」なんて言われることもある。
しかし月給ではなく年収ベースで考えるとボーナスの差がついて逆転されるかなといった感じ。
雇用期間
正社員:基本定年まで無期限
フリーター:有限
とされている。
「フリーターの有限っていつまで?」となると働き先にもよるかもしれないが面接の際履歴書に書いた「希望労働期間」もしくは「希望雇用期間」欄に記載したものや求人によって会社側から指定されたものになるがアルバイト経験のある人はわかると思うが実は実態がなかったりもする。
実際学生時代にバイトしていたところは希望労働期間を過ぎても自動更新で働いてたりもした。
まあ二つの違いの大まかなものはこんな感じかなと。
じゃあ次に自身の経験と主観的にはなるものの正社員とフリーターのメリットデメリットについて紹介。
それぞれを比較したメリットデメリット
正社員のメリット
- 給料が安定している
- ボーナス、昇給の基準が明確になってるケースが多い
- 時期や業務内容によるが休みや定時など自分の時間が得やすい
正社員のデメリット
- 残業代がきっちり出ないことがある(出勤退勤の管理方法や残業代の算出方法、会社が白か黒かによるかな)
- 業務量、負担が勤続年数や役職によって増える
- 頑張り(人事評価)がほぼ100%結果のみ
- 休日出勤や残業の発生の可能性がある
- 飲み会などの社内行事の強制参加(苦手な人に限る)
- 辞めにくい(詳細は後述)
まあここまで書いてみたものの完全に「それ当たり前やん」みたいな内容でデメリットに関しては少し頑張って捻出した感じになってしまった笑
1の残業代云々に関しては完全に会社の白黒の話になるし……
経験と主観に基づく内容ということは前職を辞める理由となった病みの原因ってまさか…
ってことで次フリーター
フリーターのメリット
- お金=時間なので文字通り頑張った分だけ稼げる
- 予定に合わせて働ける(休みが取りやすい)
- 業務量や負担の変動が少ない
- 社内行事などへの参加が強制されない
- イレギュラーで予定のシフトより長く入った場合ちゃんと給料に入る
- 辞めやすい(詳細は後述)
フリーターのデメリット
- 収入が安定しない
- 正社員並に稼ごうとするとかなり時間が制限される
- 個人の希望に関わらずバイト先の状況によってシフトを削られることがある
- 稼げる額に限界がある
とこんな感じかなと。
フリーターの場合バイト・パート先によってはバイトでも社会保険等が申請できる場合もあるので一概には言えないが社保に入らず自分で保険料を払ったり生活費、家賃、その他固定費、変動固定費もろもろ払いながらの生活を考えるとそれなりにシフトに入らなければいけなかったりもする
辞めやすい辞めにくいってどういう話やねん
例えば「フリーランスで働きたい」とか「起業したい」「開業したい」という考えがあったときや職場の雰囲気や人間関係がうまく合わずにその職場を離れたい、辞めたいと思ったときの話。
正社員だと業務の引継ぎなど退職前にもろもろの手続きがあったり退職後も年金や保険など役所手続きなんかが出てくる。フリーターの場合だとその辺の役所手続きはあらかじめ済んでいる前提でいくとせいぜい「辞める1か月前に言ってね」くらいで済むので何らかの理由で「辞めたい」と思ったときの行動のしやすさの違いを「辞めやすい、辞めにくい」という表現をした。
フリーターなってみて思ったこと
圧倒的に時間がない。体調が回復していることを考えると心の負担は正社員時代に比べかなり少なくなっているが「違い」の部分でも記述したように正社員並みに給料を得ようとするとかなり個人の時間が圧迫されることになるのでそこら辺の注意は必要かなと。
特に何かやりたいことがある人や目標がある人は思ったよりそちらに手を出すのが難しかったりするかも。
かくいう自身もこのブログの更新はバイトが休みの日にしかできていない現状なのでまさに言っている通りである。
リゾバイと言われるリゾート地での短期高額バイトで一気に稼いで働かない期間を作って余裕をもって次のリゾバイを始めて・・・のような生活をしている人もいるらしいのでその限りではないかもしれないが長期的に大きな金額を貯金したいのであればなかなか考え物となってくるかなと。
あとは絶対に朝(昼)しか入らなくていいバイトと絶対に夜しか入らなくていいバイトのwワークとかでうまく調整していくのがいいかな・・・
夜のバイトは深夜給とかで割高になるからそっちをメインに補助を少し…のようなバランスでうまくやるといいかも。
今就活生の人、会社の継続を悩んでいる人なんかがいればどういった方向に進みたいか、何をなしたいかによって、また経験者に話を聞くなどして判断材料をもって考えることを勧める。